Wix Studio 運用マニュアル|01. はじめに

Wix Studio 運用マニュアルのイメージ

1. 目的と対象者

対象:はじめてサイトをさわる担当者・更新担当の方


このページでできること

  • このマニュアル全体の使い方がわかる/編集できる範囲がわかる
  • 編集前に“安全に”バックアップを作る方法がわかる
  • 大きな更新は「複製ページ」で試す流れがわかる

📝 ポイント:むずかしい設定はプロにおまかせ。このページでは「だいじな安全運用ルール」だけをおぼえます。

2. 自分でできる範囲/専門対応になる範囲

区分 具体例 作業者
自分でOK 文字入れ替え/画像差し替え/リンク修正/ページ複製/予約の文言修正/ブログ投稿 お客様側
プロに依頼 複雑な予約ロジック/デザイン刷新/構造変更/サイト速度最適化/高度SEO/自動化 制作チーム

編集前の準備(安全運用ルール)

  • 1人ずつ順番に編集:同時編集はトラブルのもと
  • 変更内容をメモする:日時・担当・作業内容を記録
  • 作業前にバックアップ:複製ページを必ず作成
  • 大きな変更は複製ページで試す:本番への反映は確認後
  • 不安な変更は専門家に相談:自己解決しない

チェック:ログインできる?権限は編集可能?通信が安定している?

💡 迷ったら:このページの最後にある「専門サポートの案内」を見て、チャットやメールでご相談ください。

3. 編集前に必ず行うバックアップ作成

ここでは、編集をはじめる前に「いつでも元に戻せる状態」を作ります。


手順(全3ステップ)

Wixにログイン → 対象サイトを開く(ダッシュボード)
Wixダッシュボード画面
画面上部のメニューから 「編集履歴」 を開く
編集履歴メニュー
「新しいバージョン」 に名前をつけて保存
新しいバージョン保存画面

名前ルール例:更新日+編集者など

 「いつ」「誰が」編集をおこなったバージョンなのかがわかるようにしておくと管理しやすいです。

⚠️ 注意:大幅な編集を加えた後で履歴を作るのでは遅いです。作業の最初に作っておきましょう。

4. 安全な運用の五ヶ条

いきなり本番ページを触ると、レイアウトが崩れたときに戻すのが大変。
ドラフト用の複製ページで安全に試します。


手順(全3ステップ)

ダッシュボードのページ管理を開く
ページ管理画面
変更したいページを右クリック →「複製」
ページ複製画面
ページ名を`〇〇_編集中` などに(例:`About us_編集中`)
ページ名変更画面

💡 コツ:ドラフトでOKになったら、本番ページに同じ変更を行いましょう(コピペでOK)。

5. 専門サポートの案内

よくある失敗と対策

  • 同時編集のトラブル
    だれが何を触っているか不明になりデータが消失することも。編集担当は必ず1人に決めましょう。
  • バックアップ忘れの危険
    サイトが壊れても戻せない状態になります。作業前に必ずバックアップを取りましょう。
  • 本番での実験の危険性
    お客様に見られながらサイトが壊れていく状態になります。必ず複製ページで試しましょう。

専門サポートの案内

  • 安全な編集範囲の診断(どこまで自分でやる?の仕分け)
  • トラブル復旧(崩れ・表示不具合の緊急対応)
  • デザイン監修/速度・SEO最適化(サイト全体の品質向上)

デザインの大幅変更や複雑な設定は、私たちにおまかせください。

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