Wix Studio 運用マニュアル|05. レスポンシブ編集方法

Wix Studio レスポンシブ編集方法

はじめに

このページでできること

  • PC/タブレット/スマホごとに見え方を調整できる
  • デバイス切替配置・サイズの微調整このデバイスだけ非表示の使い方がわかる

使う場所:Wix Studio エディタ(見た目の編集)

1. 基本の考え方

  • 手順は PCで整える → スマホで最終調整 が基本
  • 1つの変更が他のデバイスにも影響することがあるため、デバイスごとに確認
  • 不要要素は削除ではなく 「このデバイスだけ非表示」 を活用

💡ポイント:スマホでは縦に読みやすい配置を優先。テキストは短め・画像は軽量に。

2. デバイスを切り替える

編集中に、PC/タブレット/スマホの表示を切り替えます。

表示したいデバイス(PC/タブレット/スマホ)を選ぶ

デバイス切替の方法

3. PC表示を整える

まずはPCで基本のレイアウトを完成させます。

手順(3ステップ)

見出し・本文・画像の位置と余白ガイド線に合わせてそろえる

ガイド線に合わせた配置

アイテムの配置ツールを使用して整列(左右・上下の間隔などを一定に)

アイテムの配置ツール

画像は比率を保ったままサイズ調整

画像サイズ調整

注意:PCで幅や高さを大幅に変更すると、スマホで崩れることがあります。

4. スマホ/タブレットで最終調整

スマホは画面が小さいため、読みやすさ優先で微調整します。

手順(全2ステップ)

デバイスをタブレットに切替てテキストの改行行間を確認(長文は段落を分ける)

タブレットでのテキスト確認

次にデバイスをスマホに切替え、画像やテキストサイズ・位置を微調整

スマホでの調整

※スマホ画面では、タップしやすい余白にも配慮する(指で押しやすい間隔)

💡コツ:フォントサイズは既存のスタイルを使い、むやみに小さくしない。

5. 「このデバイスだけ非表示」を使う

PCでは必要でも、スマホでは邪魔な要素を非表示にできます。

手順(3ステップ)

非表示にしたい要素を選択して「非表示」 をON

非表示設定

表示を戻したい時はレイヤーから目のアイコンをタップまたは「表示」 をON

表示設定の戻し方

※他のデバイス表示で「表示されているか」「崩れていないか」を確認

注意:削除ではなく非表示にすること。削除すると他デバイスにも影響する場合があります。

6. 画像の比率とトリミングの注意

  • 画像は同じ比率で差し替えると崩れにくい
  • ズームで切り抜くと上下左右が切れることがあるため、プレビューで四辺を確認
  • 重要な文字や顔が端に寄らないように配置

7. チェック

  • 文字の折返しは自然
  • 重要要素(見出し・CTA)が下に埋もれていない
  • ボタンは押しやすい大きさと余白がある?
  • 画像は粗くない/はみ出していない
  • PC/スマホで同じ内容が表示されている?(非表示の誤設定なし)

💡順番:PCで整える → スマホで最終調整(タブレットも必要に応じて確認)

8. よくあるミスと対処

  • PCで広げすぎてスマホで崩れる → PCの幅を少し戻す/スマホで要素幅を調整
  • 要素を削除して他デバイスからも消えた → 次回は「このデバイスだけ非表示」を使用
  • 改行で無理に整える → 文章を短く、段落で整理(改行頼みは崩れの原因)
  • 画像の端が切れる → 余白を広げ、中央寄せで配置

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